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2008年5月12日(月)、現

2008年5月12日(月)、現

2008年5月12日(月)、現地時間の午後2時28分(日本時間午後3時28分)に、中国内陸部の四川省西北西にある汶川県で大地震が発生しました。
 アメリカ地質調査所(USGS)によると、震源地は同四川省省都、成都から北西92キロ(31.104°N、 103.270°E)地点で、深さ10キロメートル、地震の規模を示すマグニチュード(M)は7.8と推計されています。この大地震の数分後、現地時間の午後2時35分には、北京東部の通州(39.8°N、116.8°E)でM3.9の地震がありました。

■ 被災地の状況

 中国国営新華社通信によれば、四川省での死亡者は3,000人から5,000人、負傷者は1万人以上と言われています。
国際赤十字による現地からの報告では、二つの学校が倒壊し、四川省南東の重慶で5人の死亡が確認されました。梁平県の小学校では4人の児童が死亡し、少なくとも児童100名が負傷したほか、別の小学校でも10人以上の児童が重傷を負いました。 
 四川省で給水塔が倒壊したことで、一人が死亡したと報告しています。
四川省当局によれば、汶川県近くの都江堰では多くの家屋が倒壊し、さらに多くの人々が負傷あるいは死亡している恐れがあると言われています。アバ・チベット族チャン族自治州では、これまでに一人が負傷、8人が怪我をしたと報告されています。同州の温江、理県、茂県では、通信網と道路が完全に不通となっており、成都空港は現在閉鎖しています。ほとんどの国内線は現在、重慶に着陸するように行き先を変更しています。他の7地域でも家屋が倒壊し、地滑りなどの被害が報告されていますが、三峡ダムへの影響はなさそうです。
 中国中央テレビは、この地震で重慶、湖南、湖北、雲南、貴州、 陕西、山西、寧夏、山東、河南、江蘇上海の各県にも影響が出ていると報告しています。中国当局は国家災害対応計画を発動し、180人の緊急捜索チームを汶川県へ派遣しています。中国空軍も被災地において救援活動を支援するためにヘリコプター2機を送っています。成都の軍部隊は被災地での救援活動を支援するために支援部隊を派遣しています。 (以上国際赤十字が収集している情報になります)

■ 赤十字の救援活動
 現在、中国紅十字会(赤十字社)本社と汶川県支部との通信は困難となっています。中国紅十字会職員と国際赤十字の東アジア地域の災害管理コーディネーターが同地域へ緊急調査のために向かっている途中です。日本赤十字社は、2007年8月より中国洪水災害被災者支援のために国際赤十字の東アジア地域事務所に派遣している森本真理職員を通じて情報収集に努めています。

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